
抜毛の現象が起きる原因というのは、一つというわけではありません。いろいろな要素が重なることによって、抜毛が生じているものと考えてください。
まず食生活が偏っている場合には、抜毛になる可能性があります。特に脂肪分の多い食事ばかりしていると、どうしても皮脂の分泌量が激しくなります。皮脂というのは過剰に分泌されてしまうと、それが頭皮にある毛穴を詰まらせる恐れが高くなります。このため、抜毛を増長させる可能性も出てきます。
また、過激なダイエットなども抜毛を引き起こす要因になりえます。ダイエットで特に食事を抜いたりすると、体が栄養失調の状態になります。髪の毛も体に吸収される栄養分によって作られています。ところがダイエットによって、栄養分の補給が少なくなれば自然と、髪の毛を作るペースも落ちてきます。ということは、抜毛の量が増え、薄毛の状態になりやすくなります。
男性ホルモンの分泌が盛んな人も抜毛に悩まされるといいます。これは、男性ホルモンが、体内の酵素とくっつくことによって、新たな男性ホルモンを生み出します。この男性ホルモンの働きには、毛母細胞という発毛にかかわる組織の働きを邪魔する効果があるのです。よく抜毛は遺伝によるといわれていますが、これは男性ホルモンの分泌については、遺伝の要因が大きいためとされています。
ストレスをため込みすぎるのも、抜毛に大いに関係をします。ストレスをため込むと、緊張状態となり、血管を収縮させる効果につながります。すると、頭皮に十分な栄養分がいきわたらずに、抜毛を促進させてしまう働きがあります。