
抜毛を引き起こす要因にはいくつかありますが、特に最近深刻になっているのはストレスとの関係性です。とくに現代はストレス社会ともいいますから、避けて通ることはできません。
ストレスがなぜ抜け毛を引き起こすかというと、自律神経の働きと密接に関係しています。自律神経が興奮した状態になると、身体は緊張状態を強いられることになります。
緊張状態になった身体は、血管を収縮させ、狭くしてしまいます。すると、身体へ供給される血液の量が少なくなります。もちろん、頭皮への血液の供給量も少なくなってしまいます。
すると毛母細胞という、髪の毛の成長をつかさどる細胞は栄養不足の状態に陥ります。このため、髪の毛の成長が滞り始め、抜毛を引き起こすとされています。
またストレスは、さらなる要因を助長する効果もあります。それは睡眠です。
ストレスを抱えていると、寝付きも悪くなります。不眠症が世間的にも認知されていますが、不眠症の原因としてストレスが挙げられることも少なくありません。
不眠症になることによって、毛母細胞で送られる血液の量もますます少なくあります。眠ることができないので、ほかの組織にも栄養を送り届ける必要があるからです。睡眠不足によっても抜毛が起きる可能性が高まりますから、ストレスは二重の意味で抜毛にとっては良くないわけです。ストレスを解消するような趣味を見つけてみたり、いやなことは嫌とはっきり言うような習慣をつけるようにしなければなりません。